ぼーしやJAM工房

ぼーしやJAM工房からのご案内です。

とっておきの味

山の食卓
1 いわなとふきの味噌しる
「味噌しるなんて珍しくない」なんていったら罰が当る。山に入ると山のふきが沢山生えている。これは案外アクがない。太いのをとって手でもいい、適当にちょんぎって煮る。いわなの腹わたを出し、焚き火で焼く。皮にこげ目がついた頃ふきを煮ている鍋に入れて一緒に煮る。柔らかくなったら味噌を入れる。
山の味。これ以上の贅沢はない。生きていてよかったとしみじみ思う。一度やってみませんか。

2 いわなのくんせい
いろり、焚火のまわりにいわなを串ざしにしてとろ火で焼く。要するに水分を全部とる。かさかさした感じになったら、今度は何日も硬くなるまで陽に干す。いろりがあれば一番いい。1メートル半くらい火から離してその上にアミを置き、のせておく。保存食。すごく栄養があり、風邪をひいた時など薬はいらない。これをかじればいい。どうです。うまそうでしょ。

3 いわなのこつ酒
皮にこげ目がつくほどよく焼いたいわなを沸騰寸前の酒に入れ、少しいわなの身をほぐす。ほぐすと味がしみます。贅沢な酒ですね。

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魚に音は聞こえるかーーー聞こえる。じゃどこで聞こえるのかーーーいわなを例にとるとからだの両側に線が入っている。ここで聞こえる、ということらしいのです。聞こえるというより、音を感ずるといった方がいいかもしれません。人間でいう “第六感” というやつです。
いわながてっぽう水や川の増水を事前に察知して、小さな石をのみこむという話は前の号で書きました。魚の中でも神経質すぎるくらい神経の細かい、敏感な魚です。それだけにいわなを釣り上げた快感もまた大きいわけです。
「わーっ、釣ったぞ」
そこで今日は山の王様いわなのとっておきの味の話でした。

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